債務整理とは？弁護士の探し方・依頼時のポイント・手続きの流れなどを紹介

安心感が得られることも債務整理を弁護士に依頼するメリット

借金の悩みを抱えている場合は、信頼できる弁護士に相談すると迅速な解決に繋がります。
債務整理を行うと、借金の減額など様々なメリットを得られます。
弁護士が受任通知を発送すると取立てが止まるので、心身のストレスを軽減できます。
任意整理や民事再生、自己破産は債務整理に含まれる手続きです。
最近は、10年の時効が存在する過払い請求にも注目が集まっています。
裁判で判決を取得すると、過払い金に利息を加えた金額が返還されます。
過払い金が発生してから時間が経過すると利息が増えますが、時効も近付くので注意が必要です。
任意整理では返す必要がある金額が明確になり、引き直し計算後の元本を分割して支払います。
任意整理の分割返済は3年間が目安になっていますが、希望すれば5年まで可能です。
民事再生は裁判所に借金の減額を認めてもらい、分割で返す手続きになります。
住宅などの財産を維持しながら借金を整理でき、再生計画の対象になっている借金は返す義務が免除されます。

債務整理に係る弁護士費用の予算相場について

債務整理に係る弁護士費用の予算相場については、手続きの内容に寄って異なります。
その理由として専門家にお願いする場合の多くはタイムチャージ式と呼ばれる手法を採用していることが多く、着手金と工数によって事務所が決めることだからです。
ただし債務整理が得意な事務所も多くあるため、それを見極めることと相場を事前に確認しておくことがポイントではあります。
まずは得意とする事務所を複数候補用意したうえで、無料相談を活用するなどを検討すると良いでしょう。
いきなりお願いするのに気が引けるのであれば、定期的に団体が行っている無料相談などを活用するという手段もあります。
ちなみに自己破産や個人差異性の場合は裁判所へ申し立てを行う必要があるため、さらに費用が掛かります。
一方の任意整理の場合は債務者と交渉して先方が納得すれば完了するため、手続き費用を安く抑えることができるというのがメリットではありますが、納得できない場合は裁判所の判断を仰ぐことになります。