債務整理とは？弁護士の探し方・依頼時のポイント・手続きの流れなどを紹介

弁護士への相談から手続き完了までの債務整理の具体的な流れ

督促状や取り立ての電話に追われる生活を強いられたり多重債務地獄から脱出できそうになかったり利息しか返済できず元金が減らなかったりなど、深刻な借金問題があり悩みや苦痛やストレスが絶えないという方は多いのではないでしょうか。
そんな方のためにあるのが債務整理です。
個人再生や自己破産や過払い金請求や任意整理などの種類があり、どの手続きを踏むかは今の生活状況や借金の金額や所得などに応じて決めます。
過払い金請求は自分で引き戻し計算で過払い金を算出して債権者に請求書を送るという方法で行えますが、その他の債務整理は弁護士に代理人になってもらって全て一任するというのが一般的です。
その場合の手順についてですが、まず最初に法律相談の予約をして方針を固めます。
受任が決まったら契約をして着手金を支払います。
弁護士が債権者に対して受任通知書を送って相手が受け取ると、その時点で督促や取り立てはストップします。
そこから打ち合わせを重ねながら手続きを進めていくという流れです。
所得証明書や家計簿や住民票や戸籍謄本など色々な書類が必要になりますので、速やかに揃えて早めに提出しましょう。

債務整理では弁護士が過去の履歴を調査できる

債務整理をするにはどこからどれほどの金額を借入れたのかを確認し、借金の全体額を明らかにする必要があります。
債務整理を希望する方は、借入期間が長期化しており数社から借金を重ねていることは珍しくありません。
一部へんさいしたり、必要に応じて再び借り入れるなどの行為を繰り返していると債務者本人にすら、結局残存債務がいくら残っているのかを把握できないということもよくあります。
もちろん債権者とは書面で元本額や利息・損害金などの条件は明記されているはずですが、書類を紛失していたりすることもあり、借金の全体像が曖昧になっていることも。
債務整理に取り組むには、過去の借金に関する履歴を調査することが前提になります。
弁護士に依頼すれば債権者に過去ｔの取引履歴の詳細を請求する権限が認められているので、本人が忘れていたり会社が合併などで変更されたりしていても、正確に過去の借金履歴を把握できるので債務整理も安心して任せることができます。